地球温暖化とベトナムの深刻な状況の関係について

地球温暖化でベトナムは深刻な状況?

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地球温暖化によって海面が上昇すると、世界の一部の島国は水没の危機に陥るという説があります。私たちの暮らす日本はもちろん、南太平洋の島国は特に状況が深刻だと言われています。

しかし近年、地球温暖化による海面上昇問題で最も大きなダメージを受けるのはベトナムであるという説が浮上してきました。

総人口の23%もの人々に悪影響が?


イギリスの国際開発庁の調査によると、もし海の水位が1m上昇するとベトナムは国土の12%を失うことになり、それによってなんと総人口の23%もの人々が悪影響を受ける可能性があるというのです。

ベトナムは周囲を海に囲まれ島国ではありませんが、国土が細長い独特の形をしているため、沿岸地帯がかなりの広範囲に及んでいます。

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実際にベトナムの約3200キロにも渡る沿岸地域では、現在約8400万人が生活をしています。特にメコンデルタ地方は海抜2メートル以下の低地が圧倒的に多く、ホーチミンシティ行政圏と呼ばれるエリアも同様に海抜2メートル強程度しかありません。

これらの地域は、雨の量が増えるシーズンにはたびたび浸水が発生しています。さらに、地球温暖化による海面上昇の危機も加わるとなれば、かなり事態は深刻となります。

地球温暖化による気象変動で農業にもダメージ


また、地球温暖化による気象変動は大規模な台風やハリケーンを多発させる可能性があり、これらの自然災害はベトナムの農業にも大きなダメージを与えることになるでしょう。

実際に2006年には大型台風が幾度もベトナム沿岸部を襲撃し、メコン川河口のデルタ地帯は大きな被害を受けたという歴史もあります。このメコン川河口のデルタ地帯では米の栽培が盛んで、ベトナムの米輸出量の50%以上がこの地域でまかなわれているのです。

もしこの付近が被害にあった場合はベトナムの経済にも大きなダメージが発生し、失業率の上昇や貧困層の増加なども考えられるのです。

ベトナムの危機は他人事ではない!


ベトナムが危機に瀕するということは、私たちにとっても他人事ではありません。国内の食料自給率や資源採取量が低い日本では、現在多くの食料や資源を海外からの輸入でまかなっています。

もちろん、ベトナムからも多くの食材や資源を輸入しています。もしベトナムからの輸入が困難になれば、私たちの生活や経済に様々なダメージが発生する恐れがあるのです。

ベトナムを危険から救うためにも、世界が団結して地球温暖化問題の解決に取り組むことが求められています。

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