地球温暖化で害虫増加の関係について

地球温暖化で害虫が増える?

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地球が温暖化すると、私たち人間の大敵である害虫の発生率が上昇すると考えられています。害虫は私たちの健康に被害を与えるだけではなく、自然環境を破壊したり、農業への悪影響なども予測される厄介な存在です。

気温が上昇すると害虫の生息範囲が拡大


身近な害虫といえば「ゴキブリ」もその一種ですが、ゴキブリは冬よりも夏のほうが発生する頻度が高いと思いませんか?多くの害虫は、寒さに弱いという特性を持っています。

もし地球温暖化によって気温が上昇すると、寒い環境では生息が困難だった害虫の活動が活発になります。現在は暖かい地域にしか生息できなかった害虫が、冬も生き残れるようになり、害虫の生息範囲が拡大します。

仮に暑さにあまり強くない害虫がいたとしても、さすがにそれらの害虫が命を落とすほどの気温上昇は簡単には起こりません。

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しかし、寒さによって命を落としていた害虫がかろうじて生き残れるだけの気温上昇が、すでに発生しているのです。気温上昇によって、害虫の発育が促進されたり増殖回数が増加する可能性もあります。

農作物や森林に被害を与える害虫も増加


害虫が増加すると人間の生活に様々な被害を与えることになります。まず懸念されるのが、農作物への悪影響です。農作物の大敵となる害虫が増加すれば、当然農作物の収穫量の減少につながります。

また、害虫は大きな森を破壊してしまうほどのパワーを発揮することもあります。米国アラスカ南部の「キナイ半島」には、害虫によって枯れ果ててしまった森が広がっています。これは「キクイムシ」という体長8〜9ミリ程度の小さな害虫が樹皮に侵入し、大木をすべて食い荒らしてしまったことが原因だと言われています。

このような被害は、アラスカ全域でなんと16000平方kmにも及んでいます。森林が減少するということは、大切な資源を失うだけではなく大気汚染にもつながります。

人体を傷つけたり、水質を汚染する害虫にも要注意


害虫の中には、人体に直接的にダメージをあたえる種類も存在します。例えば、人の皮膚をかんだり血を吸う害虫もいますし、感染症を発症させる悪性のウィルスや細菌の媒介を行う害虫もいます。

害虫が大量に発生すると海や川の水質を悪化させることにもなるうえ、漁業に被害をもたらしたり、私たちが生きていくうえで欠かすことのできない貴重な飲料水の減少にも発展しかねません。

小さな害虫といえども、ときには驚異的な被害をもたらすこともあるので注意が必要です。

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