地球温暖化とベネチアの深刻な状況の関係について

地球温暖化でベネチアは深刻な状況?

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「水の都」と呼ばれる、世界有数の美しい都市ベネチア。そんなベネチアが、地球温暖化によって危機的な状況に瀕しているということをみなさんはご存知でしょうか。

地球温暖化による異常気象や海面上昇が関係


ベネチアは世界的に有名な映画祭が開催されることでも知られている、アドリア海の都市です。海抜は1メートル未満で、以前からしばしば浸水の被害に見舞われてきました。

過去に発生した浸水被害の主な原因は、地下水をくみ上げたことによる数十センチメートルの地盤沈下によるものでした。しかし近年は地球温暖化現象によって発生した異常気象や海面上昇が関係していると言われています。

地球温暖化は様々な異常気象を引き起こし、その結果雨量が極端に増えることもあります。南極や北極の氷が溶けたことによる海面上昇も重なって、ベネチア周辺の海の水量が急増してしまうのです。

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ベネチアの旧市街で最も陸高が低い「サンマルコ広場」は、地面が水に浸かってしまうという状況が、なんと年間で80日を超えているというので驚きです。この傾向は、このまま地球温暖化が改善されなければさらに悪化すると言われています。

20年以内に沈んでしまう可能性も?


ベネチアにはベネチアのシンボルと言われる「サンマルコ寺院」をはしめとした数多くの伝統的建築物が存在しますし、ルネサンス絵画の傑作も多数保管されているのです。

このままでは、ベネチアの美しい景観を見ることができなくなるだけではなく、こういった文化的な遺産を失うことにもなりまねません。そして何よりも、ベネチアに暮らす人々の生活や経済に大きなダメージを与えることになってしまいます。

ある専門化によると「ベネチアが20年以内に沈んでしまう可能性は、ゼロではない」という研究結果も発表されているほどです。

ベネチアは「車の走らない都市」


水没の被害はベネチアだけに限ったことではありません。私たちの暮らす日本も例外ではないのです。

仮に1メートル海面が上昇すれば、なんと日本の砂浜の90%が消滅し、410万人の人々が住むスペースを失い、100兆円もの経済的被害も予測されると言われています。

ベネチアは「車の走らない都市」とまで言われるほど車の走行量が少ない街です。そんなベネチアが車の排気ガスによる地球温暖化現象の被害を顕著に受けているというのはなんとも悲しい状況です。

ベネチアを、そして日本を守るためにも、一日も早い地球温暖化問題の解決が求められます。

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