地球温暖化による植物への影響について

地球温暖化による植物への影響とは?

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地球温暖化は人間や動物だけでなく、植物にも大きな悪影響を与えています。植物は人間や動物の貴重な食料となったり、二酸化炭素を吸収して酸素を放出したり、自然災害から土壌を守ってくれたりと、様々な役割を果たしている必要不可欠な存在なのです。

そんな大切な植物を地球温暖化による被害から守るのは、私たち人間の義務でもあるのです。

植物が死滅する砂漠化現象が発生


現在世界の一部エリアでは、植物が枯れて土地から消滅してしまう「砂漠化」問題が深刻化しています。砂漠化が発生している原因は複数考えられますが、最も大きな影響を与えているのが地球温暖化による気温上昇だと言われています。

また、地球温暖化による異常気象が引き起こす干ばつや、雨量増加も植物の繁殖にダメージを与えています。

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さらに、地球温暖化によって発生する「酸性雨」が植物を死滅させてしまうこともあります。現在は、毎年約6万平方kmもの土地が砂漠化しているというデータもあります。

このまま地球温暖化問題が改善されずに砂漠化が進むと、地球上の約4分の1が砂漠になってしまうとも言われています。この事態を回避するべく近年「砂漠化対処条約」が締結され、世界179カ国が参加して改善に取り組んでいます。

日本の高山植物にも危険が


地球温暖化による植物の被害は、私たちの暮らす日本でも深刻な問題となっています。主に被害を受けているのは、日本の高山植物です。地球温暖化で気温が上昇すると、高山地帯などの寒冷エリアにさまざまな悪影響をもたらします。

たとえば日本有数の大雪山である「五色ヶ原」では、積雪量が減少したことにによって土壌の水分量も減少し、乾燥に強い体質を持った「笹」だけが 急激に増加するという現象が起こっています。

厳しい環境下で生きる高山植物は、色々な植物が協力し合って、お互いに生き延びようとしているのです。しかし一つの植物が急激に増えたり、温暖化によって環境に変化が生じると、この協力関係が乱れ始めます。お互いに光を奪い合ったり、自分以外の植物を排除しようとするのです。

中国は笹の減少でパンダが絶滅の危機に


日本では笹が急増しているという報告がありますが、その一方で中国では笹が減少傾向にあります。これも地球温暖化による気候変動が原因となっています。

中国には野生のパンダが多数生息し、その貴重な食料となるのが天然の笹です。その笹が減少してしまうと、パンダの生存率が下がってしまいます。植物の被害は、このように動物や人間にも直結してくる問題なのです。

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