地球温暖化と南極のペンギンの関係について

地球温暖化で南極のペンギンが危機に?

このエントリーをはてなブックマークに追加

現在世界的な問題となっている地球温暖化現象は、私たち人間だけに影響してくることではありません。自然界に生息するさまざまな動物たちにも、大きなダメージを与えてしまう可能性もあるのです。特に近年注目を集めているのが、南極圏に生息するペンギンたちの危機的な状況です。

氷の減少や異常気象が原因


専門家の研究結果によると、現在南極圏に生息するペンギンの3分の2が、危険な状況にさらされているということが明らかになりました。その原因となっているのが、私たち人間が引き起こしてしまった地球温暖化現象なのです。

まず、地球温暖化によって気温が上昇することで、南極の氷が溶け出してしまいます。これによって、ペンギンたちは生息スペースを失い、必然的に生存率も低下してしまいます。

スポンサーリンク


また、地球温暖化によって発生する様々な異常気象も大きな原因となっています。2008年1月には、南極が5日間にもわたって集中的な豪雨に見舞われました。

雨によってずぶぬれになったペンギンの体は、夜中になって気温が氷点下まで下がると、一気に凍りついてしまいます。体温コントロール能力が未熟なペンギンの赤ちゃんは、このような集中的な豪雨によって凍死してしまう可能性もあるのです。

繁殖能力の低下や食糧不足も発生


地球温暖化が引き起こす異常気象による悪影響はこれだけではありません。例えば、気温の急激な変化や降水パターンの異変が発生すれば、ペンギンの健康や精神に悪影響を与え、ペンギンの繁殖能力を低下させてしまう恐れがあります。

また、ガラパゴス諸島では気候変動によって「エルニーニョ現象」が頻発し、ペンギンの貴重な食料となる生物が不足し、ペンギンの生存率を低下させているという情報もあります。1970年代頃にはペンギンは1万羽近く生存していましたが、現在はなんと4分の1ほどの2500羽にまで頭数が低下していると言われています。

2度の気温上昇で過半数が生存不可能?


現在南半球には「コウテイペンギン」「ジェンツーペンギン」「アデリーペンギン」などの複数種のペンギンが生息しています。もしこのまま地球温暖化が進行して、気温が2度以上上昇すると、コウテイペンギンやアデリーペンギンの過半数が生存不可能になってしまうと言われています。

2度の気温上昇は、遠い未来の話ではないかもしれません。ある研究結果によると、今後40年以内に現実となってしまう可能性があるとも言われています。大切な動物の命を守るためにも、地球温暖化の早急な解決が求められているのです。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加