地球温暖化とグリーンランドの巨大氷山の関係について

地球温暖化でグリーンランドの巨大氷山が崩壊?

このエントリーをはてなブックマークに追加

グリーンランドは北極海と北大西洋の間に存在する「世界最大」と言われる巨大な島です。デンマークの旧植民地であり、現在は「デンマーク王国」と呼ばれる国家を構成しており、自治政府によって運営されています。

グリーンランドの大部分は北極圏に属しており、島全体の約80%以上は氷の床と雪に覆われています。氷の厚さがなんと3,000m以上に及ぶ箇所もあり、その荘厳な風景は世界中の人々を魅了しています。巨大なフィヨルドが多数点在するので、人間が居住できるエリアは沿岸付近のみに限定されています。

「ペテアマン氷河」から巨大な氷が落下


このグリーンランドにも、地球温暖化による悪影響が及んでいるという説があります。近年グリーンランドの「ペテアマン氷河」から巨大な氷が落下し、分離しているという情報が発信されました。

この氷の崩壊は、地球温暖化によって気温が上昇したことで、本来溶けるはずのない氷が溶け出したことによるものだと専門家は分析しています。

スポンサーリンク


崩落した氷は「マンハッタン島の4倍」と言われるほどの巨大な塊となって、現在も漂流を続けています。

このまま地球温暖化が進行すれば、北極圏では数十年以内に過去最大規模となる氷の崩落が発生し、グリーンランドの氷も多くが溶けて海に流出するのではないかと考えられています。そしてこのグリーンランドの氷の崩壊は、世界規模の深刻な海面上昇問題にも発展する可能性があると見られています。

氷の崩落は自然現象ではなく気候変動によるもの?


グリーンランドの氷は、海に張り出している先端部分は薄くて砕けやすいので、自然と溶け出すことがあります。ですので、氷の崩落自体は珍しい現象ではありません。

しかし、今回発生したペテアマン氷河での氷の崩落は、発生した規模も位置も不自然であるために、自然現象ではなく気候変動によるものだと、多くの専門化が分析をしています。

これまでは島の南側でしか氷の崩落が発生しなかったにも関わらず、近年では北側でも氷の崩落が活発化しているのです。

グリーンランドの氷の崩壊で世界の海面は5mも上昇?


このようにグリーンランドの氷の崩壊が進むと、世界の海面は5mも上昇してしまうと予測されています。これは日本も含め世界中の島国にとって大きなダメージを与えることになります。

海面が1m上昇しただけで何万人もの人々が居住スペースを失う国も存在するため、5mの海面上昇による悪影響は計り知れません。

氷の崩壊が単なる自然現象だと安易に考えずに、しっかりとこの危機的状況に向き合っていく必要があります。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加