地球温暖化と北極のアザラシ、ホッキョクグマの関係について

地球温暖化で北極のアザラシ、ホッキョクグマが危機に?

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地球温暖化問題は、私たち人間だけに影響を及ぼすものではありません。現在地球温暖化が進む中で、北極圏に生息しているアザラシやホッキョクグマが危険な状態に陥っているという現状をみなさんはご存知でしょうか?

北極圏の海氷が急速に減少しアザラシの生息が困難に


地球温暖化が進行して地球の気温が上昇することで、北極圏の海氷が急速に減少している傾向にあります。

世界自然保護基金(WWF)の調査によると、現在の北極圏の氷は過去300年間で最低量を記録しているというデータがあります。

さらに北極圏は地球のその他エリアの2倍の速さで気温上昇が進行しており、今後も氷の減少は加速する傾向にあると考えれれています。

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こうして北極の氷が減少すると、アザラシの赤ちゃんが生きていくことが困難となるのです。アザラシは生まれた直後は氷床に巣穴を堀り、そこで数週間を過ごします。

しかし温暖化によって氷が思ったよりも速くとけてしまうと、十分な脂肪や体力を蓄える前に冷たい海の中に放り出される形となり、その結果飢えと寒さで命を落としてしまうのです。

近年の調査によると、今現在も数百頭のアザラシの赤ちゃんが死の危険と隣り合わせになっていると言われています。

氷が減少するとホッキョクグマの生息率も低下


北極圏の海氷が減少すると、同時にホッキョクグマの生息率も低下してしまうと言われています。ホッキョクグマは主にアザラシをエサとして生息しています。貴重な食料となるアザラシを捕獲するために、氷の上にできた穴を待ち伏せ場所として活用したり、氷上にいるアザラシを直接しとめることもあります。

このように、ホッキョクグマが狩りをする際に氷は必要不可欠なのです。地球温暖化によって氷が減少してしまえば狩りに支障が生じ、エサ不足のために生存率や繁殖率の低下を招いてしまいます。氷が減ればアザラシの生存率自体も低下するので、狩りのターゲットが縮小してしまうことにもなります。

北極に動物が一頭も生息できない時代が到来?


今現在特に危険なエリアだと言われているのが、フィンランド南西沿岸にある「フィンランド湾」と「リガ湾」です。このまま地球温暖化が改善されなければ、いずれはアザラシ、ホッキョクグマが一頭も生息できない時代が到来するとまで言われています。

北極圏の生態系に異常が発生すれば、さらに他の問題も引き起こす可能性があります。貴重な動物の命を守るためにも、私たち人間が一丸となって地球の環境を改善していきましょう。

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