地球温暖化による砂漠化の問題について

地球温暖化による砂漠化の問題とは?

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今、世界の一部地域では深刻な「砂漠化」問題に直面しています。砂漠化とは、もともとは草木が育っていた健康な土地が枯れ果てて、最終的には乾燥が激化して植物などが一切育たない土地に変わってしまう現象を指します。

砂漠化が発生する理由とは?


砂漠化が発生する理由は複数あります。まずは、長い年月の間に気候に変化が生じて、雨量が低下したことで砂漠化が進行する「自然現象的要因」です。

また、「塩害による土地の劣化」が原因となることがあります。これは人間が農業を行う際に、塩類を大量に含んだ地下水が土地に流入し、そのうち水分だけが大気中に蒸発して土に塩分だけが残留してしまうことが原因で発生します。

そして人間の生活が豊かになると同時に、世界各国で「森林伐採」が加速しています。木材や紙の資源として森林を伐採するほか、放牧や農業などのために、過剰とも言える伐採が問題となっています。世界的に人口が増加すれば、その食料となる家畜数も増加し、エサとして大量の草木が消費されてしまいます。

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地球温暖化も砂漠化の原因に


そしてもう一つの大きな原因が、地球温暖化によるものです。地球温暖化によって気温が上昇すれば、植物の成長に被害を与えることがあります。

また、地球温暖化で異常気象が発生し、雨量が極端に減って干ばつが起これば当然のことながら植物は枯れてしまいます。

もちろん気温が極端に低下したり、雨量が多すぎても植物は枯れてしまいますので、地球温暖化による異常気象のすべてが、植物の成長に何かしらの害を与えてしまいます。

自動車や工場から排出される大気汚染物質が雲となり、その雲が有害物質を含んだ強い酸性雨を降らせて、植物を死滅させてしまうこともあります。

毎年約6万平方kmもの規模で砂漠化が進行


砂漠化は今現在も世界のどこかで進行しています。このままだと地球上の約4分の1が将来的に砂漠化してしまう可能性があると考えられています。この数字が現実になると、今現在の約3倍もの面積が砂漠と化すことになります。

国連による調査では、毎年約6万平方kmもの規模で砂漠化が進んでいると言われています。特に砂漠化が深刻なエリアは、アフリカ大陸の「サハラ砂漠」です。今後も砂漠化が進行すれば、アフリカ大陸はすべてが砂漠になってしまうという説もあります。

この状態を打破すべく、1996年12月に「砂漠化対処条約」が締結され、現在は世界179カ国が参加して砂漠化改善に取り組んでいます。

日本も1998年にこのメンバーに加入しており、具体的な対処案の提案や資金の援助など協力的な体制をとっています。

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