地球温暖化とバングラデシュの深刻な状況の関係について

地球温暖化でバングラデシュは深刻な状況?

このエントリーをはてなブックマークに追加

地球温暖化現象は世界中に様々な悪影響をもたらしていますが、その中でも特に、バングラディッシュは被害状況が深刻だと言われています。

バングラデシュの国土の17.5%が水没?


バングラデシュの正式名称は「バングラデシュ人民共和国」。南アジアにあるイギリス連邦加盟国のひとつであり、イスラム教徒主体の国です。

バングラデシュの国土は、その大半が「ベンガル湾」という海沿いに形成されているデルタ地帯です。そして国土内部も沼地やジャングルが中心の低地となっています。

この自然豊かなバングラデシュが、地球温暖化が引き起こす海面上昇によって沈没の危機に瀕しているのです。

スポンサーリンク


世界の中でも「地球温暖化によって、最も悪影響を受けやすい国」と言われているほどです。このまま地球温暖化による海面上昇問題が解決されなければ、いずれはバングラデシュの国土の17.5%が水没してしまうという研究結果もあります。

地球温暖化によって自然災害の規模も拡大?


バングラデシュに近づいている危機は、海面上昇による沈没問題だけではありません。近年バングラデシュでは、ほぼ毎年のように大規模な洪水やサイクロン、竜巻などの自然災害によって数多くの被害を受けているのです。

これらの自然災害に拍車をかけているのが。地球温暖化による異常気象だという説もあります。特に洪水被害は想像以上の損害をもたらしており、2010年7月下旬に発生した豪雨による洪水では、死者1,677人・被災者1,860万人にものぼるといわれています。

サイクロンの被害も甚大で、死者約30万人以上の損害をもたらした大規模なサイクロンが、なんと1世紀に1回の割合で発生しているというから驚きです。

バングラデシュの危機は世界の危機


バングラデシュは世界で7番目に人口が多く、都市国家を除いた場合は世界で一番人口密度が高い国でもあります。そんなバングラデシュの国土の17.5%が水没してしまったら、数千万人単位の難民が発生すると言われています。

陸地を失ったことで農作物を育てることが困難となり、多くの人々が飢えに苦しむ可能性もあります。バングラデシュ国内の人口の約60%が農業に従事しており、特に米の生産量は世界で第4位となっています。

バングラデシュで栽培されたたくさんの農作物は世界中に輸出され、私たち日本人にとっても貴重な食料となっています。もしバングラデシュで十分な農作物が栽培できなくなった場合は、世界の食糧問題にも発展しかねないので注意が必要です。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加